シャンプーには「正しい」方法がある!あなたのやり方は大丈夫?
毎日行うシャンプーやブラッシング、髪の毛や頭皮のことを意識しないままやっていないでしょうか。
毎日のシャンプーを間違った方法で行っていると、頭皮のダメージが蓄積し、白髪やフケ、かゆみなどのトラブルの元になるかもしれません。
髪の毛を美しく、頭皮を生き生きと健康に保つためにも、「正しい」シャンプーの方法を知ることは大切です。
ここでは、NGな洗い方と正しい洗い方について紹介します。
こんな洗い方はNG!
いつも洗っている方法が、もしかしたら髪の毛や地肌にダメージを与えているかもしれません。
ここでは3つのNGな洗い方を紹介するので、普段のシャンプーの仕方が当てはまっていないかチェックしてみましょう。
1つ目のNG行為は、髪をしっかり濡らさずにすぐにシャンプー剤をつけて洗うことです。
髪の毛をしっかりと濡らさないままでシャンプーをすると、シャンプーが泡立たずゴシゴシ擦り洗いしてしまいかねません。
シャンプーで汚れを落とすと捉えがちですが、実はぬるま湯ですすぐだけで髪の汚れの8割は落とせていると言われています。
さらに髪の毛をしっかり濡らしておくことでシャンプーもよく泡立ち、洗いやすくなるでしょう。
2つ目のNG行為は、熱いお湯で洗うことです。熱いお湯でシャワーを浴びるのが好き、という人もいるかもしれませんが、お湯は熱すぎると必要な油分まで洗い流してしまい、肌が乾燥しやすくなります。
乾燥することで皮脂が過剰に分泌され、頭皮のニオイの原因になることもあるため、お湯の温度は38~42℃のぬるま湯が理想的。
3つ目のNG行為は、泡だけを洗い流した不十分なすすぎです。
シャンプーは洗うだけでなく、汚れとともにシャンプーを洗い流すことが重要です。
洗い残しがあると肌荒れやニオイの原因にもなりかねません。耳の裏や襟足は特にすすぎ残しが多いため、注意しましょう。
頭皮にダメージを与えない、正しい洗い方
頭皮を健康に保つためにも、頭皮にダメージを与えない正しいシャンプーの方法を紹介します。
①シャンプー前にブラッシングをする
髪の毛が絡まったまま濡らすとさらに絡まってしまい、無理に引っ張ると枝毛や毛根にダメージを与えてしまいかねません。ブラッシングをすることで頭皮の負担が軽くなるでしょう。
②ぬるま湯で髪の毛と頭皮をよく洗う
シャンプー前にお湯で洗うことで、表面についたほこりや汚れを落とし、シャンプーが馴染みやすくなります。
③シャンプーは手で泡立ててから髪の毛につける
シャンプーをいきなり髪の毛や頭皮につけるのではなく、手のひらでよく泡立ててから髪の毛につけます。泡で汚れを落とすように優しく丁寧に馴染ませていきましょう。
④頭皮は指の腹を使ってマッサージするように洗う
頭皮は強く押してもあまり痛みを感じないためゴシゴシ擦り洗いしがちですが、指の腹で優しくもみ洗いするよう心がけましょう。
⑤しっかり洗い流す
シャンプーは「洗う」だけでなく、「すすぐ」ことも重要です。すすぎ残しのないよう、しっかり泡を洗い流しましょう。シャンプーが頭皮や髪に残ることでべたつきやニオイの原因になります。
コンディショナーはしっかり流して
日々のヘアケアの基本はシャンプーと言っても過言ではありません。
しかし、シャンプー後のケア次第ではせっかく髪や頭皮の汚れを落としても、新たなダメージを与えてしまう可能性も。
そうならないためにも、シャンプー後のケアもしっかり行いましょう。その1つが、コンディショナーやトリートメントです。
シャンプー後は髪の毛の保湿や保護のためにコンディショナーやトリートメントを塗布する人が多いでしょう。
このコンディショナーやトリートメントに関しても、シャンプー同様「正しい」方法が存在します。
まず、コンディショナーやトリートメントをつける前には、髪の水気をしっかり切りましょう。
水気が多いままだとコンディショナーやトリートメントの成分が髪の毛に行き渡らない可能性があります。
さらに、つける際は頭皮につかないよう、毛先を中心に髪の毛全体に塗布するよう注意しましょう。
すすぎの際はぬるつきがなくなるまでしっかり洗います。コンディショナーやトリートメントは少しぬるっとしたほうが潤うと思いがちですが、シャンプー同様すすぎ残しはトラブルの元になります。
ぬるぬるしているうちはまだ流し足りない状態だと思いましょう。耳の後ろや襟足など、ぬるつきが残りがちな部分も丁寧にすすいでください。